トートバッグのプリントが剥がれたので自分で補修した

Tシャツ、トレーナーなどの洋服のプリントは、洗濯を重ねると剥がれていきます。

私が使っているトートバッグのプリントもそうで、発色の良いプリントカラーが気に入って買ったのに、汚れを落とすために洗濯していたらいつのまにかプリントが剥がれてきていました。

これではかわいさが半減してしまう…そう思って、トートバッグの剥がれたプリントをどうにか補修しようと考えました。

私は絵画やデザインについては素人ですが、そんな私でも100均で買えるアクリル絵の具やアクリルガッシュと筆を使って、プリントの剥がれを補修することができました。

お気に入りのバッグや洋服のプリントが剥がれてしまい、自分で補修しようと考えている人は参考にしてみてください。

トートバッグのプリントが剥がれている！

洋服やバッグのプリントは、洗濯を繰り返していると剥がれて色が薄くなっていきます。

きれいな発色の赤が気に入って買ったトートバッグのプリントも、ご覧のように剥がれてきました。

赤いプリントが剥げて、トートバッグのキャンバス生地が見えてきてしまっています。

真っ赤なトマトがかわいくて買ったのに、これではかわいさがなくなってしまうぅぅぅ。

剥げている部分はそんなに広くないし、自分でどうにかできないかと思って調べたところ、Tシャツやトレーナーなどの洋服やバッグのプリントはアクリル絵の具を使って補修できることがわかりました。

アクリル絵の具は耐水性、耐久性のある絵の具で、プリントの補修に使うと色が落ちにくいそうです。

100均のアクリル絵の具

洋服やバッグのプリント補修にはアクリル絵の具が必要です。

アクリル絵の具は100均にも売られています。セリアでアクリル絵の具、アクリルガッシュを見つけました。

基本的なカラーはあったので、混ぜればいろいろな色を作ることができそうです。

私がほしかった赤はアクリルガッシュがありました。アクリルガッシュとはマットな質感の透明性のない絵の具。

アクリルガッシュは筆跡が残らないので、デザインやイラストで使用されているそうです。

プリントの内容にもよるけど、私のバッグの補修にはこちらの方が合っていそう。アクリルガッシュは布にも使える絵の具と記載がありました。

ということで、アクリルガッシュのレッドと画筆セット5本を買いました。

筆の太さはどれがいいかわからなかったので、5本セットになっているものを買いました。

結局使ったのは、一番細くて柔らかめの筆です。

プリントが広ければ大きい筆が便利ですが、細かい部分を塗る場合には細い筆もあった方がいいと思います。

プリントを補修していく

アクリル絵の具を使って、プリントを補修していきます。

パレットは買わず、お弁当やお惣菜が入っている使い捨てのプラ容器をパレット替わりにしました。

絵の具は水と混ぜます。これは絵の具入れすぎの図。

プリントの面積が小さかったので、小さい筆で隙間を埋めるように補修していきました。

剥げてキャンバス地が出てしまっている部分は、そこを埋めるようにポンポンと叩くようにしてキャンバス地に色を加えていきます。

キャンバスの裏地が滲んでしまわないよう、途中で裏側をチェックしながら慎重に作業しました。

こんな感じで、素人の私でもアクリル絵の具と筆を使ってプリント補修ができました。

発色のいい赤が戻って、トートバッグのかわいいアクセントに蘇りました。

比較してみると、プリントが剥がれてキャンバス生地が見えていた部分が、しっかりと赤になっているのが確認できます。

初めて作業したにしては我ながら上出来！

アクリル絵の具で簡単プリント補修

100均のアクリル絵の具（正確にはアクリルガッシュ）と筆を使って、簡単に剥げたプリントの補修ができました！

トートバッグはキャンバス生地にある程度厚みがあるので、一番やりやすい補修生地だったかもしれません。

Tシャツだと生地がもっと薄いので、裏が滲まないよう注意しながら作業を進める必要がありそうです。

思ったより簡単にプリント補修ができたので、洋服やバッグのプリントが剥げてしまった人はぜひトライしてみてくださいませ。